2007年02月27日

90Sファーストライト

昨夜は晴れていたので月が大きいにもかかわらずいつもの神野山に出かけた。
今回は90Sのテストが主目的なので月が大きくても良い。

昨日の手順は以下の通り
設置はミニボーグ45によるノータッチガイドとする。
1.三脚を組み立てる
2.赤道儀を載せる
3.マルチプレートを載せる
4.ミニボーグとカメラを載せる
5.おもりを載せバランスをとる
6.モーターに電源を接続して回す
7.水準器で水平を確認する
8.赤道儀に北極星を導入する
という手順。

5.のバランスは赤経軸がかなり滑らか過ぎるのでGP赤道儀と比較して微妙な調整が必要だった。おもりはGP用の2.9キロのものを利用できた。おもりを別途買うのはなんか辛いので助かった。

ここで7の水平は結構いい加減。三脚架台にある水準器は壊れているので使えない。そこで、別途水準器をその場所において水平を確認。大体水平は出ているのでこれでよし、とした。
元のオーナーによると本当は三脚の長さ調整で水平を出すらしい。ただ、三脚を伸ばしていなかったのでそれはかなり難しい。
なので、極端にずれているようには見えなかったので、これでよしとした。

北極星は専用の導入盤により指示された場所に北極星を導入する。
慣れないと結構見にくいような気がしたが、しばらくしたら慣れてきた。それほど難しくはない。
3分、5分でシリウス周辺を撮影してみたが、それほどずれているようには見えない。月が近いのでかなり白く写っている。

もうちょっと長い時間の撮影をしたかったのでちょっと月から離れたスピカあたりを撮影。それほどずれは発生しない。月から離れていたが白くなるのはなんら変わらなかった。

その後、おとめ座銀河団あたりを撮影したがピントが甘すぎたので銀河団にはならなかった。

対象を変えるたびに極軸をチェック。最初はずれていたがその後はほぼずれは認められない。
確認は結構楽。

月もだいぶ落ちてきたので落ちるのを待って銀河団を狙おうと思ったが、蠍座がのぼってきたのでそちらに切替えた。

こちらも10分撮影したがそれほどの大きなずれは認められなかった。
完全ではないけど。それよりもピントがあっていない方が重症かも。
今後は水平を厳密に合わせる必要がある。

写真は最後に撮ったアンタレス周辺。なんか明るさ加減がおかしい。
低空のせいもあるが木星がやたらと赤く見えた。

dsc_2271.jpg
posted by もりやす at 21:16 | 奈良 ?J | Comment(4) | TrackBack(0) | 機材

2007年02月23日

古いけど新兵器?

今週、うちの機材に新兵器が仲間入りした。

p2230165.jpg

新兵器といっても一般にいう新製品ではなく、うちにとっては新しい機材が来たということです。

御覧の通り高橋製作所のシステム90ミリ赤道儀です。

p2230168.jpg

GP赤道儀と比べてはるかに重たいです。
三脚だけで7キロ弱あります。

p2230162.jpg

モーターを回す電源として電池ボックスがついていましたが、シールドバッテリを使いたいので昨日日本橋にDCコネクタを買いにいきました。
モーターケーブルがセンターマイナスなので買ってきたケーブルの白線に黒はさみを付けて、反対に赤ばさみを付けておしまい。ハンダ付けしなくてすみました。こてもはんだも持ってません。

今、バッテリーと繋げて動作確認中です。

モーターは一つなので当分は極軸を合わせてのみの、ノータッチガイドを試す予定です。R200SSまでノータッチでどのくらいいけるのかを確認する予定です。

オートガイドが必要なら両軸改造が必要になってくるのですが、しばらく先になりそうです。
posted by もりやす at 16:56 | 奈良 ???? | Comment(1) | TrackBack(0) | 機材

2007年02月21日

2月19日夜

2月19日は昼間から天気がよく夕方も比較的霞みが少なかったので、夜に神野山に出かけた。
1時前に到着。月曜なので当然誰もいない。
空は良好に見える。

例によってガイドの練習が先だが、最後はアンタレス方向を狙う予定。
セッティングしてはじめる。
今日もGuideMasterを利用。
従来のパソコンでは暫くすると、ガイド確認用サークルよりも画面から立ち去って旅に出てしまう。
諦めて、比較用に持ってきたパソコンに替える。
こちらはCPU周波数が若干高い。ただディスクはしょぼいので起動に時間がかかる。
テストは確認サークルの中は走り回るが、旅立つことはなかった。
前のパソコンでもたまに調子がよいことがあったので偶然か実力か暫く様子を見る必要がありそう。

M4Antales.jpg

まず、M4を狙ってみました。
F600の望遠鏡なので同一視野にアンタレスも入りました。

ビクセン10センチ反射+GP赤動儀+D70改+420ミリガイド鏡+SS2000PC+GuideMaster
ISO800、10分
ステライメージにて補正


Antales.jpg

ついで、高度が上がってきたアンタレス周辺。先週は月齢が進んだ月が近くにいて、明るくてうまくいかなかったが、今回は比較的暗い場所で撮影できた。
ステライメージでまずベイヤーにしたものを元に処理してみると青と赤(橙系)が反対になってしまった。何故かわからなかったが現像したものを元にすると一般的な色にちかずきました。

ただしごみつき。
フラット処理をするとレンズのごみもとれるのだろうか。

135ミリF2.8→F4+GP赤動儀+D70改+420ミリガイド鏡+SS2000PC+GuideMaster
ISO800、10分×4枚
RAPでダーク引き、ステライメージにて補正(現像+周辺減光補正+コンポジット+色補正+明るさ補正)

アンタレス周辺を撮影していると東の空に白鳥が横になって飛んでいました。その先に双眼鏡で今年初めてのM8を確認できました。

季節は進んでいます。
posted by もりやす at 09:54 | 奈良 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | 撮影

2007年02月15日

今年初アンタレスはこんなんでした

2月12日の夜も前夜に引き続き神野山に行ってきました。

前夜のガイドテスト失敗を埋めるために行ったようなものでノータッチのみで行いました。
とにかく、極軸を正確に合わせることだけなんですが、結構導入に時間がかかってしまいます。目が悪くなっているのでさらにそうなっているのかもしれません。

まず、乙女座周辺を撮影しました。
SS2000PCでM87を導入。
レンズは135ミリのF2.8を利用して撮影。10分のノータッチに挑戦したが、微妙にずれるので採用したのは結局5分のもの。5分ものでもタマにずれている。
で、5分3枚のものがこれです。
dsc_2184.jpg

思ったより星がたくさん写っていました。
ただ、レンズが短かったせいか銀河が判別し難いです。
ミニボーグレベルで撮りたかったですね。

その後、今年初めてアンタレス周辺を狙いました。
前日は月がすぐ横にいたのですが、この日は少々ずれていて狙ってみました。
でも、名張方面の灯りのせい?それとも月の薄明?のせいか、とても明るかったです。実際、3時半頃には木の隙間に月の影が。

dsc_2189.jpg

LPS-P2フィルターを付けたんですが光を加減することはできませんでした。
posted by もりやす at 17:33 | 奈良 ???? | Comment(1) | TrackBack(0) | 撮影

赤動儀

ここ数ヵ月赤動儀の精度に関心が大きくなってきました。

今のGP赤道儀は載せる筒においては限界が小さいように思えるのでやはりもうちょっと載せれる赤道儀が欲しいと思います。

ただ、予算のことを考えると最近の新しい赤動議は手が出ないので、ちょっと古めのモノを、と考えています。


たとえば、高橋製作所のシステム90赤動儀。またはEM100赤動儀。


R200SSをガイドして使いたい、という場合にはある程度の余裕がある必要があるので、こういうのが今候補に上がっています。

他にはポータブル赤動儀も一つ欲しいと思っています。
もちろん、精度のいいもの。TS式40mm屈折赤道儀H型やスカイキャンサーのあたりとを思っています。

ただお金は少ないので一度に買えないですけどね。

もし気がついた点があれば教えてください。
posted by もりやす at 14:02 | 奈良 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | 機材

2007年02月14日

しし座トリオの乱舞

2月11日の夜に久しぶりに神野山に出かけました。

年越し以来です。
この時期はなかなか月と天気の巡り合わせがよくないんですね。

この日はオートガイドのテストに行ったのですけど
Guidemasterは微妙に動いていつのまにかグッバイさよなら状態でした。
疲れたので試しにAstroSnapを試してみました。こちらも正確なガイドはで
きませんでした。
画面上では中心から1センチぐらい動いた所で急に中心に引き戻すという動きを何度かしていました。
DSC_2166.jpg
なので、それなりにガイドをしていることにはなるんですけど、ガイドをするのが遅い、という所までようやく確認できました。

そこで疲れて、月も出てきたので撤収をしていました。
徐々に昇ってきた月を見て、撮ったのが、この写真です。
DSC_2178.jpg
135ミリのレンズで撮ったんですが意外と離れていて、対角線上に並べてようやくは入りました。
左から木星、右端が月、そのすぐ左がアンタレスです。
2秒でF2.8をF4に絞っています。
posted by もりやす at 22:43 | 奈良 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | 撮影

2007年02月10日

スカッッッとしませんなぁ

月の小さくなってきた時にはなんか曇りがちになりますね。
先週の月が満月前後にはかなりいい天気があったんですけど、かなり期待してきたこの週末はいまのところ???です。

結局今年は年越しの時と、しばたさんと行った池原ダムの2回だけ。
あとは団地の踊り場が2回だけ。ここでは撮影していません。

そろそろ実践でテストをしたいけどこんやはダメっぽいです。

明日はどうでしょうね。
posted by もりやす at 17:44 | 奈良 ???? | Comment(2) | TrackBack(0) | 天気

2007年02月05日

オートガイドテスト

長期休暇に入って初めてちゃんと晴れました。
でも、満月前後の明るい夜空なので神野山には行かずに階段の踊り場でテストをしました。

今回のテストはGuidemasterを利用してASCOMで動くかどうかのテスト。

せっかくなので極軸を大体合わせて、北天の空でテスト。
この踊り場は北天しか見えないのだ。南の見えるところでは北極星は見えないし。
まぁ、北極星を見なくても極軸を合わせることができるそうだが、まだその技術は持っておらんので北天でテスト。

さて、結果は
Ver1.8
LX200モード…キャリブレーションがうまくいかない
ASCOM LX200モード…とりあえずキャリブレーションは終わる。ガイドをはじめたが途中でガイド星が行方不明に。

Ver1.9
LX200モード…キャリブレーションがうまくいかない
ASCOM LX200モード…とりあえずキャリブレーションは終わる。ガイドはとりあえず、大河ドラマを見ている間も星を追いつづけていた。

これだけを見るとVer1.9の方が何故か良い。新しい機能も増えたようだがわからないので従来の機能を使って実行した。
1.8のガイド時は星の揺らぎが大きい。1.9の時も安定しておっている感じはせず結構あちこちに行ってしまう。このあたりは赤動儀の精度なのだろうか?

次は月が小さくなった時期に神野山で実験。

しかし、今回のような光害がきついところでは2等星でさえなかなか見つかりません。
posted by もりやす at 22:12 | 奈良 | Comment(3) | TrackBack(0) | 機材

2007年02月01日

視力

星を見るにも夜空を眺めている状態ならばそれほど問題はないが、望遠鏡でシビアに観ようとしたり、撮影をしようとすると、そうはいかない。

私も常に眼鏡がないと見えないという程の重症ではないが、撮影をしようとするとこれが大いに困る。ピントがあわないのだ。

デジカメのパネルで確認した時には「おお!今日は大丈夫!」と思っていても、いざ帰ってパソコンで取り込むと「あ〜あ」ってなっていることが多い。

そこで、単眼鏡をファイダーに取り付けてピントを合わせるという人がいたので、早速真似してみた。カメラで言うマグニファイヤで大きくしてピントを合わせる、というのの拡大率を大きくしたところにあたります。
ところが、ましにはなったけど、ジャスピンは得られていません。

そこで、撮影前に実際の星を撮影し、パソコンで取り込んでピントを確認するという方法を使いました。さすがにこれではピントは追い込めるはずです。

ところが問題が。
というのはパソコンに表示されたものがピントが合っているのかどうかがはっきりとわからないのです。大体は合ったいるのですが、「ビシー!」と合った感じがもうひとつわかりません。

結局、いくら拡大しても目がシビアに判断できないから多少は補助できても理想まではいけていないと思います。

2007年2月号のwedge誌の健康ガイダンスというコーナーで眼精疲労に付いての記事が載っている。また、同誌の2005年11月号の同じコーナーで老眼についてのことが書いており、そこには太平洋戦争で海軍中尉の方の話が載っている。
その方の視力は驚くなかれ、2.5。視力は先天的なものではなく訓練によって得られたものだそうです。

はじめは遠くから看板の文字を読むところからはじめ、最後にはなんと昼間の星が見
えるようになったという一見信じ難い話でした。
そこまでなると究極なんですが、夜空の星を数えるだけでも視力の強化になるそうです。

方法はしばらく星を見つめたら、パッと目をはなし再び視力を戻すと、ずらっと多くの星が見える。これを毎晩繰り返すことで楽に見えるそうです。

昼間にずらっと星が見えるということは月があっても光害があっても星は見えるようになるということかもしれません。
posted by もりやす at 12:12 | 奈良 ???? | Comment(0) | TrackBack(0) | 天体観望